枯れた所から作り出す何か

http://www.be.asahi.com/20040619/W11/0021.html

2002年に任天堂の新しい社長に就任した岩田聡氏のインタビュー記事。
この記事で初めて岩田社長が44歳だという事を知った…若い。
 
私がゲームに出会ったのはスーパーファミコン全盛期だと思われる1993年で、
初めて買ってもらったソフトというのが任天堂の「ヨッシーのクッキー」、
そして岩田社長がHAL研究所時代に発信したのちの人気作「星のカービィ」だった。
当時まだ7歳だった私でもこの2作品はルールも簡単ですぐに理解でき、
とにかくサルのようにはまった、遊び倒した。
 
それから11年経って、社会人になっても私はゲームを楽しんでいる。
その11年の間にゲームボーイは、本体の色が増え*1、小型になって*2
バックライトがついて*3、液晶がカラーになって*4
機能が向上した新しいゲームボーイ*5も出てきた。
 
据え置きハードの方は、94年に登場したプレイステーションに追い抜かれて、
現在に至るまで2番手という立場に甘んじているものの*6
常に新しい事に挑戦してきて、斬新なアイデアをユーザーに提供してきた。
 
私はそういう任天堂の姿勢は凄いと思うし、尊敬している。
 
一応私はプレイステーション2も持ってるけれども、
そっちの場合は単に"やってみたいソフトがあったから"という明確な理由だった。
でも任天堂のハードを買うときは何となくだけれども違って、
"何か、凄く面白そうなものができるかも…"っていう曖昧だけど違う期待感があった。
実際に先日、発売から3年経ってようやくGBAポケモンソフト一式を買って、
非常に充実した時間を過ごしている訳で、そこで思う事は、
"やっぱり任天堂についていってよかった…"って事。
 
現在任天堂は、ニンテンドーDSという新たなゲーム機を開発している。
二つの画面にタッチパネル操作、飛距離の長い無線機能などなど、
非常に興味を引かれる機能が備わっている。
対応ソフトにも今までのゲーム機では考えられないような斬新なアイデアがあった。
 
こうして考えてみると、やっぱり任天堂は、
遊びを生み出す事にかけては日本一なんじゃないか…そう思えてくる。
 
ニンテンドーDSがこれからどうなるのか、期待してます。