コミック雑誌とか読まなくなって久しい

http://d.hatena.ne.jp/copyright/20040919#p1
はてねダイアリー - Copy&Copyright Diary

CCCDはなんだったのか(2004年9月19日分)

CCCDについては今回は特に言うことも無いわけで、
ここのこの記事を紹介したのは…出版界が凄い事になってると。
 
前々からそーいう噂は聞いていたんだけれども、
まさかそこまで惨憺たる有様になっているとは…思わなかった。

 ユーザーの利便性を奪うことで、売り上げを回復することができる、と考えること自体が、そもそも間違っていたのではないだろうか?
 ところが今、ユーザーの利便性を奪うことで、売り上げを回復しようとしている業界がある。
 出版界がまさにそうだ。
 貸与権を導入でレンタルブックに規制をかけることに成功し、その次に新古書店マンガ喫茶、図書館を規制しようと動き始めている。
 ユーザーが本と出会うルートを規制し、新刊書店で購入する以外の方法で本を読んではいけない、
 出版界が音楽業界より絶望的だと思うのは、ユーザーの利便性を奪うことを主張したのは音楽業界はレコード会社であったが、出版界では出版社以上に作家やマンガ家がその主張をしていることだ。
 
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CCCDはなんだったのか(2004年9月19日分)より抜粋

これに関しては、
権利関係のサイトやblogから顰蹙を買ってるらしいのですが、
音楽業界が2年半も掛けたあげく失敗した手法を、
"絶対に成功する"って感じに盲目的に信じ込んでいるような、
そういう印象がこの文章から感じ取れるのですが、あってますか?
 
CCCDから我々が知った事、それは「不便なものは支持されない」という事で、
出版界は自らの手で"ユーザーから支持されない不便な図式"を、
"成功への糸口"として日々推し進めているという事…ですか?
 
"新品で買う"以外の殆どの方法を規制しようとしてる訳ですから、
ユーザーの反発を受けることはほぼ100%確実でしょうね…というか、
アレだけ言われてますから、もう受けてるんでしょうけど。
 
それに、音楽業界ではミュージシャン自身が嫌がってましたから、
何とか踏みとどまって改善の方向に進んでいきましたけど、
出版界では作家・マンガ家自身がそれを望んでるっていうじゃないですか。
 
たしかに、上の記事で"絶望的"と書かれるのも無理ないですね。
 
どうなるんでしょうか、この問題は。