加筆と改悪

土佐正道明和電機ショートストーリー」を読んだ。
あれほどまでの独創的な製品を作ってきただけに、
考える事も、何となく普通の人とは違う感じが出ていた。
 
「小幅加筆大幅改悪」という謎の謳い文句も、
実際に手にとって読んでみて、ようやく理解できた。
 
元々は新聞連載という形で若干の修正が加えられていたものを、
一冊の本にまとめるに当たって、著者の原版に近づけていた…、
それゆえに、連載当時よりも読みづらくなっているとの事。
 
どうなっているかというと…「、」がやたらと多い。
 
実際に、本を読めば、一発で、わかるのだけれど、
結構、値段が高いので、ここに、真似して書いてみる。
書かれている文章よりも、「、」の方に、目が、行ってしまう。
 
内容は…これまでに製作してきた製品の話や、
製作過程の事、イベントの事、そして現社長でもある弟との出来事。
そういったものが、上記のような書き方でパンパンに詰まっている。
 
…と言っても、1回分につき4ページだから、パンパンという表現は変か…。