結構露骨な国民性の違いとか

「かーずSP」さん経由の情報。

http://www4.ocn.ne.jp/~tmf00a/ASKJOHN.htm
日本のアニメは実際にはTVではほとんど流されていないようなのですが(Ask Johnふぁんくらぶ/2006年1月13日付)

日本のマスコミの現状把握して無さっぷりも大いに気になるんですけれども、
日本でファミリー向けの健全なアニメとして放送されてるものが、米国では成人指定同然の扱いというのも驚き。

数年前のことですが、話によるとフォックス局が『名探偵コナン』の権利を手に入れて放映することを計画していたそうです。しかしこのプランは実現しませんでした。普通の番組として流すには暴力的に過ぎると判断されたようです。この番組は日本ではご家族向けとしては最も人気のあるものですが、わが国ではというとケーブルの深夜枠での放映です。ご家族向けとしてはふさわしくないとされたのだと思われます。

上記記事より抜粋

本文中で確認できる、米国的に安全なアニメは「東京ミュウミュウ」とからしい。
一応、私は「東京ミュウミュウ」はそこそこ見てましたけど、たしかに暴力的な要素はありませんわな。人も死んどらんし。
編集云々の話は、アジア方面でも色々言われることだから、仕方ないとは思うけど。

米国におけるANIMEのイメージはというと、『ポケモン』や『遊戯王』のようにトレーディングカードやおもちゃの販売促進を露骨に狙ったお子様向けの宣伝番組というイメージか、でなければセクシャルで暴力に満ちているので感受性豊かな子どもにとって害しかなさない危険なアングラ娯楽という以上のものではありません。ファンたちはANIMEを称え、ANIMEの高度な物語性やアートとしての魅力に惹かれてコスプレに励むわけですが、そういう人たちのことを周りはセックスと暴力に満ちたアニメーションに取り付かれた心の歪んだおかしな人たちとみなしています。

日本ですと子ども相手でも死や暴力それに性的テーマでもためらわずに描いてきます。そもそも人生にはそういうものが実際に存在しているし、生活のごく自然な一部でもあるわけです。米国文化は子どもをそういった事柄より遠ざけることを善しとします。

上記記事より抜粋

上のやつは、これはもしかして日本よりも更に二極化してるのではないだろうか。
日本の普通の人がおたくの人を見て"ちょっと変わった人かも…"みたいには思うかもしれないけど、
"心の歪んだおかしな人"とまではさすがに思わないだろうとねぇ…。
 
下のやつは、最近の日本でもちょっと言われてるようなことだったりするんですが、
日本では核家族化が進んで、二世代住宅なんかは都会の方では少なくなったようで、
日常で"死"に触れる機会も比例して少なくなっていってるみたいな事を、聞いたことがあります。
 
まぁ、なんでしょうか、現実って残酷ですねぇ…。