今年のM-1も終わっちゃいました
下馬評で大体予想はついてたけど、やっぱりあそこが優勝したか、って感じ。
ファーストラウンド
- POISON GIRL BAND「ファッション」570点/9位
- フットボールアワー「フットボールアワー戦隊」640点/2位→ファイナル進出
- いきなりの放置プレイで始まったのもそうだけど、フットボールアワーってこんなにパワフルな芸風だったっけ?特にこのネタは以前に見た事があっただけに、あまりのパワフルさに正直、度肝を抜かれましたね。やはり2003年の優勝から3年間、色々とバラエティの仕事とかこなしてきた分、そこで目立つための術がそのまま漫才に反映されてるのではないだろうかと…。カウス師匠の絶賛っぷりが眩しい。
- ザ・プラン9「天使と悪魔」597点/7位
- 麒麟「プロボクサー」627点/3位→ファイナル進出
- トータルテンボス「グルメレポーター」613点/5位
- チュートリアル「冷蔵庫」664点/1位→ファイナル進出
- 準決勝の会場でネタを見た方達が、このネタをやってた事について不安の声を上げていたみたいですが、要らぬ心配だったようです。ファーストラウンドで最も盛り上がった瞬間だった事は間違いない。昨年の「バーベキュー」よりもさらに磨きのかかった徳井の妄想っぷり、そして暴走っぷりが見事に昇華したというか。今回ファイナルに進出した3組は、いずれもこの1年間で磨きに磨いたネタを持ってきたように思えた。お笑い通の間での不安の声は、過去にも同じネタを見ているという事からくる"飽き"だったんじゃないかと、勝手に深読みしてみた。何回も披露する事で生まれる磨きに反比例した、受け手側の飽きみたいな。一般の人ならそれに対して声上げるけど、お笑い通は無意識的に自分の中の"飽き"という感覚を否定してるかもしれないから気づけないのかな…と。
- 変ホ長調「セレブ結婚」576点/8位
- 笑い飯「子供のしつけ」626点/4位
- まさかの1点差での敗退。それよりも、あれだけ火がつくのが遅いネタでこの点数を叩き出したという事は、もっと早い段階で火が付けられていれば大本命のチュートリアルすら脅かせそうだっただけに残念。笑い飯の弱点というか、危うい部分だと思われるのが、スタンダードな漫才だったら、自分達と客との間で多少ズレが生じても何とか修正できるけど、笑い飯の漫才は形状的に修正がきかないんですよね。ボブスレーみたいなもんで、一度走り出したら最後まで一直線ですから。笑い飯が優勝する為には引っ張ってデカイ笑いを誘うタイプではなくて、間合いを詰めて次々に笑いを取るタイプじゃないとキツイんじゃないでしょうか。最も優勝に近づいた2003年・2005年のネタがまさにそういうタイプでしたし…。
- ライセンス(敗者復活)「色んなドラえもん」609点/6位
ファイナルラウンド
- 麒麟「田村裕探検隊」0票/3位
- 堂々とセリフをかんだ田村を間髪入れずにフォローする川島の姿は、ファーストラウンドで田村が言い放った「お前がしっかりせえよ、麒麟は!」という発言を見事に体現してると思った。現地人のくだりにおける田村の現地人喋りがあまりにも似合いすぎていたのが一番印象に残った。スティックパン恐るべし。(ぉ
- フットボールアワー「ファミレス」0票/2位
- 今日、フットボールアワーの2本の漫才でわかった事、のんちゃん(岩尾)がすっかり前に出てくるようになった事。一お笑い芸人としてはきちんと方向に進化してるような気がします。あのうざったさは、のんちゃんみたいなタイプじゃないと出ないかもねぇ…。
- チュートリアル「自転車のチリンチリン」7票/1位→完全優勝
去年は敗者復活戦の録画でミスをやらかして、書けるテンションじゃなかったんで、
敗者復活戦から決勝まで、全てを見届けた分やたらと気合を入れて書いてしまいました。
ぶっちゃけ、6時間かかりました。時間かけすぎや。(^^;)
…敗者復活戦も書こうかなぁ…。