南のお笑いに触れる
- AQステーション「第1回 新春!Oh笑い O-1グランプリ」2月12日放送
ラテ欄にたまたま載っていたのでチェック。
沖縄で年始に放送されたお笑いのコンテスト番組だそうで、
全然見たことの無い芸人さんも随分とたくさんおりました。
2月17日にリピートがあるようなので、気になった方はどうぞ。
<出場者(事務所)>
- プロパン7(FEC)
- ベンビー(オリジン)
- ハンサム(FEC)
- いさお名ゴ支部(FEC)
- ログイン(オリジン)
- こきざみインディアン(オリジン)
- しゃもじ(オリジン)
- ノーブレーキ(オリジン)
<審査員>
- the do-nuts
- ゆうりきや〜
- キャンヒロユキ
<1回戦(制限時間2分)>
- プロパン7 (漫才)「葬式」
- "DA PUMPのSHINOBU"や"ブルース・スプリングスティーン"っていう人選がかなりイイ。
- ベンビー (コント)「幽霊の授業」
- ハンサム (漫才)「結婚式」
- 設定自体はありがちなものなんですけど、ボケがオチ前まで突っ走ったまま止まらないんですよね。ツッコミは掛け声みたいに突っ込むしかなくなってて、独特の雰囲気は醸し出してました。ていうか、ツッコミの人の芸名「This is 金城」って何やねん。
- いさお名ゴ支部 (漫談)「トカゲの呼び名」
- ポリバケツから出てきて、名護の方言でトカゲの呼び名について文句を言うというもの。というか、ここまで説明に困る芸風も珍しいね。何故ポリバケツに入ってるのかっていうのも全然わからないんだけど、ネタ時間2分で、あそこまで息上がる人もいないよなぁ…。
- ログイン (コント)「親子」
- 明らかに外人であろう息子と日本人の親父のコント。何故かイントネーションがかなり標準語に近かった。コントだからでしょうか。オーソドックスなネタだけに結構堅実でした。
- こきざみインディアン (漫才)「豆まきの鬼」
- しゃもじ (漫才)「アンパンマン」
- 事あるごとに"地方芸人の大会で優勝"*2という触れ込みが出てきましたけど、ホントに他の芸人さんとは格が違いましたね。多分これ、その時の大会でもやったネタだと思うんだけど、やっぱりイイですね。
- ノーブレーキ (漫才)「スパイダーマン」
- こう、実力派が2組も続くと、パンチ力では劣るかな〜…とも。見た目の風貌はかなり特徴的でした。
得点集計中はthe do-nutsのステージ。
しゃもじ(97点)、こきざみインディアン(82点)、ログイン(71点)、プロパン7(70点)が準決勝進出。
<準決勝(制限時間3分)>
ログイン VS こきざみインディアン
- ログイン (漫才)「ハリウッド版ゴジラ」
- こうして漫才とコントを同じ日に続けて見ると、どっち向きなのかがわかるような気がした。最初のモノマネの影響からなのか、どうしても乗り切らない感じが…。
- こきざみインディアン (漫才)「旅番組」
- ○ルルン風の旅番組のネタ。まぁ、よく動くわねぇ〜。(^^;)
38対86でこきざみインディアンが決勝進出。
- プロパン7 (漫才)「ピッチャーがやりたい」
- まぁ、タイトル通りのネタなんですけどね。沖縄色全開でした。
- しゃもじ (漫才)「いろんなものを変える」
- 歌やメッセージなどを変えてみるネタ。
83対86でしゃもじが決勝進出。
<決勝(制限時間3分)>
- こきざみインディアン (漫才)「トイレを覗かれる」
- なんか、淡々としてるのが逆にいいなぁ…。ネタ的に全編シモネタなんですけど、かなり清々しいんですよね。このネタでこういう方向に持ってきてるっていうのが腕あるなぁ…と。
- しゃもじ (漫才)「日本語学校の卒業式」
- 最後まで"地方芸人の大会で優勝"という触れ込みはくっついたままでした。標準語の人がカタコト日本語の外人さんをやるよりも、ここみたいに訛りがある人がやったほうが、味は確実に出てくるよね。これだけ同じ日にネタやってこの水準をキープするのって大変な事よ。
63対86でしゃもじが優勝。トロフィーと賞金15万円獲得。
http://naha.keizai.biz/headline/40/index.html
沖縄のお笑いグランプリに「しゃもじ」−O-1グランプリで(那覇経済新聞/2007年1月4日付)
でも、一番印象に残ったのは、予選会場で物凄い顔芸を披露してた、
女性芸人のドンナ・オルカなんですけどね…あの人、同い年なんだよねぇ。