好転の兆し、暗黒への道標

今まで散々ユーザーを蔑ろにしていた2つの業界の動きが、
ここにきて正反対の方向に向かっているような気がしてならない。
 
プロ野球業界はもう説明しなくてもわかると思うが、
球団が数ある選択の中でも最低最悪のモノをごり押ししつづけた結果、
選手会やファンからそっぽを向かれてしまったという状況。
 
一方、音楽業界では9月17日、驚きのニュースが舞い込んだ。
ここでも紹介したように、avexCCCD導入を弾力化したのだ。
 
avex側の言い分は「それなりの結果が出た」などがあるが、
この"それなりの結果"が何なのかはよくわからない。
そしてこの程、このニュースに関する続報が流れた。

http://www.mainichi-msn.co.jp/it/solution/news/20040917org00m300103000c.html
エイベックスCCCDの採用を弾力化へ、

独自規格「LGCD(レーベルゲートCD)」で突き進んでいた
ソニー系列も、このavexの決定に追従するというのだ。
 
文面では両社とも「違法コピーが減った」と言ってますが、
それは別にCCCDの効果うんぬんではなくて、
単純に「リスクが大きくなった」からなんじゃないかなと。
Winnyの作者があんな感じになっちゃいましたし。
 
まぁ、なんにせよ、これによっていい方向に進めばいいかなと。
 
 
 
…あれっ、東芝は?
不安だ…、du-ubの事もあったし。