マスコミは叩きがいのあるヤツに飛びつく

http://www.geocities.jp/houdou_higai/
報道被害 - 奈良女児誘拐殺人事件における、マスコミのオタクバッシングまとめサイト

ここでこういう話題を出してくるのは今回が初めてです。
今まで、あまりニュース系統の話は取り上げてこなかったんですけども、
どうしても、これは他人事ではないと思いましてね。
 
いつの時代もあーいった事件が起こると、マスコミはこういう行動に出ますよね。
十数年前の宮崎の事件の時に、同人即売会の会場を、
「ここに十万人の宮崎がいます!」とか言ってたらしいじゃないですか。
だったら、宮崎と同じ即売会に出席した人達は犯罪者なのかといったら、
そんな事は全然無い訳ですよ、ほとんどの人はきちんとした人です。
宮崎の出していたサークルの斜め前にサークル出していた人物が、
のちに作家となった京極夏彦氏だったりするわけですからね。
 
…しかしまぁ、なんでしょうか。
このサイトに載っているニュース番組が全てテレビ朝日系列ですね。
まぁ、現在もオタクバッシングを続けている大谷だとかいう人物が、
テレビ朝日系列のニュース番組のレギュラーだから仕方ない事ですけど、
日を追うごとに彼の発言はエスカレートしているみたいですね。
同じジャーナリスト仲間からも批判されているぐらいですから。
 
1月13日の時点では「オタク=罪人」という域まで到達してまして、
「オタクは刑務所に放り込め」的な発言もあったというらしいです。
 
そしてこれに関連して、とあるNPO団体から
『青少年健全育成基本法』というアレな法案を制定しようと。
 
3年前にもこの法案はたしか…「メディア規制3点セット」とか言われて、
他の2つの法案と共に提出されてたと思うんですけども、
その時は規制されてしまうメディア側が相当激しく反発しまして、
結局はお流れになってしまったわけですよ。しかしね…、
その時は「廃案」という事ではなかったんですよね。

先ほどもちょっと言いましたけど、今回のこの事に関しては、
同業者の方からも異論が噴出しているという事で、
そのサイトに掲載されていた勝谷誠彦氏のコラムをちょっと。

http://www.geocities.jp/houdou_higai/k_koram.html
〃:「週刊SPA!」勝谷誠彦氏の「ニュースバカ一代 『Vol.120 奈良女児殺害事件の巻』」より。「子供の命や表現の自由より『性犯罪者の人権』が優先されるおかしさ」

だそうです。
 
実際の話、そういうものが規制された場合の方が犯罪は増えるかもしれない。
今まで性欲の捌け口だったものが規制で無くなってしまう訳だから、
それを抑えきれなくなって犯罪に走ってしまう人が増えるような気もするし、
どう考えても、メリットよりもデメリットの方が多いんじゃないだろうか。
 
いずれにせよ、この問題は簡単に解決するようなものでもないから、
今後とも注視していかなければならないと思っております。
 
長くなってしまいました、今日はこの辺で。