一日一音(9)

造花が笑う

造花が笑う

一番最初にACIDMANという名前を見たのは、
たまたま当時購読していた「CDでーた」の新譜コーナー。
その中で有象無象のCDがひしめく中で一際異彩を放つCDがあったわけです。
それがACIDMANのプレデビューシングル*1第1弾のコレだったんですが、
見てもわかるとおり、ジャケットが無しで版面丸見えで、これで定価は300円、
当時は今よりも音楽に入れ込んでた時期なのですぐに飛びつきましたね。
 
300円ですから、たとえ自分の好みじゃなくてもダメージは少ないわけで、
気軽に購入して聴いてみたところ…これが大当たり。一発でファンに。
 
…ただ、この時点で気づくべきだったんですよ、レーベルが東芝EMIだという事に。
プレデビュー第3弾の「赤橙」も聴いて、"アルバムは絶対に買いだな"と思い、
リリースを心待ちにしていたのですが…CCCDだったんですよ。
"CCCDに金なんて出せるか"と思っていた私は渋々購入をパス、
その後、同じような戦略だった別のバンド*2の時にも同様の事があり、
コレ以降、東芝EMIに対しての信用は微塵も沸かなくなりました。
 
今でもACIDMANは大好きなんですけど、アルバムはCCCDだったのでサッパリ…。
4thでようやく正常になったので近いうちに購入しようとは思ってますが。

*1:1stアルバム「創」のリリースに先駆けて発売された、いわゆる"お試し版"のようなもの。表題曲とダイジェストが収録されて300円。全3枚。

*2:同じ東芝EMIだったGQ06の300円シングル「無風〜カゼハナシ〜」。